こんにちは、犬好きが高じてドッグヘルスアドバイザーの資格を取得したハルオです。
犬の健康管理、栄養、病気や介護の対処法など犬の健康管理に関する検定を合格して認定された者です。
ここでは話題&人気なナチュラルドッグフード「モグワン」を専門家の視点から 解析してお勧めできるドッグフードであるかご紹介していきます。
目次
モグワンの特徴をチェック!
まずはモグワンを知らない方・知識が不十分な方の為にも簡単に特徴をチェックしていきましょう。
- 高タンパク・動物性タンパク質50%以上
- グレインフリー(穀物不使用)
- 着色料、香料不使用
- 初回1袋半額
- 安全・安心をとことん追求
最大の特徴は高タンパクであり、ドッグフードのトレンドでもある穀物不使用。また不安要素のある人工添加物を含まない部分ですね。
これだけ見るとかなり良質なドッグフードに見えますが、ドッグフードを選ぶ場合は必ず原材料や保証成分値をチェックしていきましょう。
どんな良い事が書かれていてもドッグフードは原材料の質が全てです。ここに粗悪な食材や傘増し、コストカット目的であるメーカーの都合が入っていると品質の高いドッグフードとは言えません。
モグワンの原材料
チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、さつまいも、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素産カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、かぼちゃ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌
モグワンの原材料は良い?悪い?
結論を先に解説するとモグワンに含まれる原材料の質は非常に高いです。
ドッグフードの原材料の質をチェックする際、最初に確認すべきなのは原材料の一番左上にかかれている第一原料です。最も上位に位置する原料名はそのドッグフードに含まれる割合が最も多いものを示しています。
ここが穀類、肉類(ミートミール、肉副産物)など記載あるドッグフードは粗悪な原材料を使用してるドッグフードである可能性が8割〜9割になります。
ドッグフード選びの際、第一原料は『何の肉を使用している』しっかりと記載あるフードを選ぶのが愛犬にとって良いドッグフード選びの基準になります。
例えば鶏肉、ラム肉、鹿肉、牛肉などどの肉を詳細に使っている記載されているドッグフードを選びましょう。肉類やミール系、副産物などの曖昧な表現のドッグフードはNGです。
モグワンでは第一原料は鶏肉、サーモン肉を使用しています。さらに肉の割合、どんな状態のお肉を利用しているのかも記載があり、ヒューマングレート仕様である事を記載しています。
モグワンの指し示すヒューマングレートとは食品工場で加工出荷された肉、魚、野菜を使用。ミネラル類やビタミン類はペットフード用に生産されたものを使用しています。
愛犬にとって安心できるお肉であり、良質な動物性タンパク質を与える事が主原料になっています。
穀物や人工添加物不使用でアレルギー・健康に配慮
第一原料以外を見ていく上で重要視したいのが過度な穀物使用やアレルゲンとなりやすい穀物は使用しているかどうかです。喜ばしい事にモグワンドッグフードはグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードになっています。
よくネットでドッグフードを紹介しているサイトを見ていると『絶対にフードは穀物不使用が良い』とされています。これは半分間違いです。犬にとって穀物から摂取できる炭水化物や食物繊維は非常に重要な栄養素となります。穀物には素晴らしい栄養素が含まれています。
ただ、犬は年齢を重ねると穀物を分解する消化酵素が減少して消化不良を起こしやすくなります。
また穀物でも小麦系に多く含まれるグルテンがアレルゲンとなりやすい研究成果が発表されています。このような背景もあってドッグフードでは穀物=悪のようなイメージが定着してきています。
ですが、過度な穀物の使用、アレルゲンになりやすい穀物の使用を避けているドッグフードであれば栄養や健康の観点から見て、絶対悪ではありません。
モグワンドッグフードでは穀物不使用の代わりに穀物と同じ炭水化物源となり食物繊維も豊富な野菜や豆類、さつまいも等の低GI食品から栄養を補うように開発されています。
もう一点は犬の健康に影響を与えるとされる危険な人工添加物は複数あるのですが、モグワンではそれを不使用であるのは高ポイントです。酸化防止剤、保存料、着色料や香料など人工添加物は与え続ける事で犬の健康を脅かすリスクが高くなっていきます。
モグワンは無添加ですが留意して頂きたいのは『完全無添加』ではありません。そもそも、ドッグフードで完全無添加なフードはほぼ無いといっても過言ではありません。
人間が加工して作っている物ですので、どのドッグフードにも添加物は含まれています。その中でも危険視されている人工添加物が複数あります。ドッグフードを選ぶ際にはこの『危険な人工添加物』を含まないフードをチョイスする事が愛犬の健康に繋がっていきます。
グルコサミン・コンドロイチン配合で高ポイント!
モグワンは質が高いと言えるフードの基準をクリアしているドッグフードと言えます。加えて高ポイントになるのが関節ケア成分を配合している点です。
- グルコサミン
- コンドロイチン
この2つは人間の関節ケア成分としても有名です。ただ効果については専門家によって議論があります。まぁ摂取しないよりは摂取しておいた方が良い位の程度ですが、シニア犬や小型犬などは関節が弱いのでドッグフードに含まれていると嬉しい成分になります。
モグワンはこのグルコサミンやコンドロイチンの含有量を公表してはいないのですが、同社が販売するカナガンドッグフードと同程度である事が判明しています。
- グルコサミン:1000mg / 1kg
- コンドロイチン:700mg / 1kg
加えてMSM(メチルスルフォニルメタン)といったこちらも関節ケア成分となっており、数あるドッグフードの中でも極めて高い関節ケア成分を含有しています。
モグワンドッグフードの原材料の品質まとめ
愛犬に長く与えても健康を害する影響が少なく、良質な栄養を届けられるドッグフードであるのか…この観点からモグワンの原材料を分析すると私の結論はこうなります。
スーパーやホームセンターで販売されている大容量で安いドッグフードと比べて欲しいのですが、原材料の品質に関しては雲泥の差があります。
よく見る知名度も高い国産ドッグフードは穀類や肉副産物主体で人工添加物モリモリです。
そのようなドッグフードを与えているなら早く切り替えた方が愛犬の健康にとって高いメリットがあるとハッキリと言う事ができます。
モグワンの保証成分値
粗タンパク:28%以上、粗脂質:12%以上、粗繊維:3%以下、粗灰分:8%以下、水分:8%以下、オメガ6:1.63%、オメガ3:1.29%
モグワンの代謝エネルギーは以下の通りとなります。
この栄養成分値で最も着目したいのはタンパク質と脂質です。タンパク質が少ないと筋量も少なく虚弱なワンちゃんになってしまいます。脂質も程よくないとエネルギーになりません。
以下はAAFCO(アフコ、アーフコ)といったペット大国アメリカのペットフードの安全や栄養基準を公表している団体の成分分析になります。ちなみにこのAAFCOの基準は日本のペットフードの栄養基準にも適用されています。
- ※タンパク質の必要基準
幼犬:22.5%以上
成犬:18.0%以上 - ※脂肪の必要基準
幼犬:8.5%以上
成犬:5.5%以上
幼犬と成犬で区別されているのは犬はライフステージによって必要な栄養量が異なるからです。子犬期が最も栄養を必要として年齢を重ねる毎に必要な栄養量は減少していきます。
モグワンのメリット・デメリット
ドッグフードヘルスアドバイザーであるハルオの目から見ても素晴らしいドッグフードであると言えるモグワンですが、分析や調査をしていくとメリット、デメリットになる事も浮かびあがってきます。
- ヒューマングレート仕様で品質が高い
- AAFCO基準の栄養を満たしている
- 危険な人工添加物不使用の無添加仕様
- 無添加ながら食いつきにも工夫がある
- 小粒サイズなので小型犬も食べやすい
- 素材が良いので粗悪フードより状態や健康がサポートされる
プレミアムフードのトレンドを抑えており、原材料や栄養成分値なども申し分ないモグワンドッグフード。もし粗悪な穀類や肉類、人工添加物を使用しているフードを与えているなら直ぐにも切り替えをお勧めできるドッグフードです。
- 大容量サイズがない
- 小粒なので口の大きな犬は食べ応えがないかも…
- 安価な市販フードと比べると高い
- 悪評が目立っていたりする
デメリットになる部分として見えてきたのが上記のポイント。モグワンは1.8kgサイズのみ取扱です。また粒が小さいサイズなのでたくさんの量を食べる大型犬には不向きだと感じます。口の大きなワンちゃんだと小粒サイズは食べ応えがなく、丸呑みしてしまうケースもあります。
また今まで安価なドッグフードから切り替えるとなると値段が高く感じるケースも多いと思います。プレミアムフードとして見るならモグワンは妥当な価格であると言えます。(モグワンと同レベルの原材料を使いながらもっと値段の高いフードはたくさんあります)
後は人気故なのかモグワンの悪評を公開しているようなサイトも多く発見できましたね。
このモグワンに関する悪評を専門家の観点から以下で解説してみたいと思います。
モグワンの悪評って本当なの?
モグワンが気になるけどネットで評判を調べると悪評も目立つ…なんて経験をした事がある人もいるかもしれません。どうしても人気ドッグフードなので良い意見ばかりでなく悪評も目立ってきます。
ましてや、わざと悪評を書いて自分のサイトに誘い込もうと悪評を際立たせているサイトさえあります。
ここでよく見る悪評をドッグフードアドバイザーの観点から解説しようと思います。
モグワンって怪しくない?
確かに多くのサイトでモグワンを紹介していたり、一部誇張して紹介しているサイトなどもあるので逆に怪しく見えてしまうケースもありますよね。
このモグワンを販売しているレティシアンといった会社はモグワンの他にも多くのプレミアムドッグフードを販売しており、所謂、プレミアムドッグフード専門店となっています。イギリスから品質の高いドッグフードを直輸入しており、会社自体はまったく怪しくありません。
紹介しているサイトが多すぎたり、有ること無いことを誇張しているので怪しく見えてしまっています。
モグワンを与えると下痢になる?
モグワンを与えると下痢になった…なんて意見も見たりします。今まで固めでコロッとしたウンチだったのにモグワンに切り替えたら軟便や下痢になった事で考えられる要因はビートパルプが含有されていない事が一つの可能性です。
ビートパルプとは甜菜(てんさい)から砂糖を抽出した後に残るカスです。ビートパルプはウンチを固める為に含有される原材料の一つです。
ビートパルプは食物繊維豊富な食材ですが、ドッグフードに置いてはよろしくない原料の一つでもあります。
理由は…
- 犬本来の便状態がわからなくなってしまう
- 抽出過程で薬剤が使用されている可能性もあり残留薬剤が疑われる
もし従来のドッグフードの原料にビートパルプが記載されていれば、今までのワンちゃんのコロッとしたウンチはこのビートパルプによって作られていた可能性があります。
逆にモグワンは危険視されているビートパルプは含んでいません。今までウンチを固めていた原料が無くなったのだからウンチが軟便になったり、下痢を引き起こす可能性は十分にあります。ただ、本来のウンチに切り替わったので様子を見ながら与えていき、健康的な便に変化したなら問題はありません。
またワンちゃんのフード切替時と言うのは今まで原材料や栄養素も変わってしまう為、体が慣れずにウンチの状態に変化が起こりやすいです。
フードを切り替える場合、一気に切り替えていませんか?
ワンちゃんの適切なフード切り替え方法は約1週間をかけて従来のフードと新しいフードを混ぜながら、少しずつ新しいフードに慣らしていく事が重要です。
最初は従来フード80%に対して新フード20%に抑えて、1週間かけながら新フードの割合を増やしていくのが適切なフードの切り替え方法です。
モグワンの内容量って少なくない?
モグワンの内容量を少ないと見るか、多いと見るかは愛犬の食餌量によるのではないでしょうか。どちらかと言うとモグワンは全犬種、オールステージ対応ですが『小型犬』に適したドッグフードの傾向があります。
ワンちゃんの体重が3kg前後で適切な食餌量を与えていれば1袋で約1ヶ月は十分に持ちます。
逆に中型犬や大型犬のように多くの食餌量を必要とする場合は1袋で1ヶ月は使えませんので内容量が少ないと感じるかもしれません。
内容量 | 1.8kgのみ |
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賞味期限 | 未開封だと1年 開封後は2ヶ月〜3ヶ月 |
モグワンは未開封であれば賞味期限は1年となっています。モグワンは保存料や酸化防止剤など天然由来成分を使用しているので開封後の賞味期限はグッと短くなります。
夏場は開封後から約2ヶ月。それ以外の季節は開封後から約3ヶ月を目安に与えるのが好ましいです。適した給餌量を与えていれば小型犬サイズで丁度1ヶ月前後で1袋が無くなります。
モグワンって高くない?
スーパーやホームセンターでよく見る安価なドッグフードに比べれば内容量も少なく、価格も高いです。
しかし、原材料の品質では雲泥の差があるので市販の安価ドッグフードより高くなるのはしょうがない事です。それでもプレミアムドッグフードの中では続けやすい価格帯であり、愛犬への健康や栄養面を考えるのであれば非常に優れています。
市販のドッグフードに比べてモグワンはダメ?
市販ドッグフードよりモグワンはダメといった根も葉もない悪評を目にした事があります。比較対象が何なのかも不明ですが、よく見る市販ドッグフードとモグワンの原材料を比較すれば一目瞭然でモグワンの方が優れている事は知識がある人なら直ぐにわかる事です。
私自身も常にドッグフードの勉強をしていますが、知れば知るほど、よく見る知名度の高いドッグフードは粗悪であり、与えたくないと心底思うようになりました。
モグワンは子犬に与えても大丈夫?
モグワンを子犬に与えても大丈夫なのか…そんな可愛い子犬に心配がある人の為に解説をしていきます。まずモグワンは子犬時期から与えても問題はありません。
モグワンの対応年齢は生後4ヶ月〜からとなっていますので条件を満たしていれば子犬に与えても問題ありません。またモグワンはオールステージ対応のドライフードです。
ドッグフードではよく成長期用、成犬期用、高齢期用とライフステージ別に目的が分かれているケースもありますが、モグワンは全ステージ対応なので犬のライフステージが変わったからと言ってドッグフードを切り替える必要はありません。
モグワンを子犬期に与える時の注意点
モグワンは小粒サイズなのでお口の小さいワンちゃんでも比較的食べやすくなっています。ただ、子犬期(成長期)と言うのは体を形成している段階であり、咀嚼力が弱かったり、胃も小さいので推奨されている食餌量を食べきれないケースがあります。
このような場合は…
- 一回の食餌量を減らして1日に複数回に分けて与える
- 固くて食べるのが辛そうであればお湯でふやかして与える
上記のような配慮が必要となってきます。
モグワンを子犬(成長期)に与えても大丈夫か不安だった方。大丈夫です。モグワンは生後4ヶ月以上であれば与える事ができます。栄養も十分に満たしています。
モグワンは涙やけ解消に本当に良いの?
涙やけに対して評価が高いのでモグワンが気になった人も多いはず。本当にモグワンは涙やけに対して改善が得られるのでしょうか。解説をしていきます。
涙やけとは目頭、目の周辺、鼻にかけて被毛が変色します。白い被毛のワンちゃんだと目立ちやすく改善したいですよね。
涙やけと言うのはワンちゃんの個体的な体質、花粉症やアレルギーなど様々な原因が考えられます。またドッグフードが涙やけの原因になっているケースも存在します。
モグワンで改善できる可能性がある涙やけはこのドッグフードによる涙やけに対する部分となります。
ドッグフードによる涙やけが起こる原因は犬の体内で消化できなかった人工添加物、粗悪な原材料が涙の通り道である『鼻涙管』をふさぐ、狭くして涙が溢れてしまう事で、常に目の周辺などが湿っている、濡れている状態が続き、雑菌が繁殖することで起こります。
モグワンの涙やけへの効果は?
では、モグワンが涙やけ改善への評価が高いのは何故なのでしょうか。これは簡単でモグワンの原材料には体内に溜まりやすい危険な人工添加物や消化吸収の悪い穀物や原材料を使用していないからです。
特に現在与えているフードの原材料が穀類主体であったり、香料や着色料を使っている。保存料や酸化防止剤にエトキシキン、BHA、BHTなどが含まれている場合はモグワンに切り替える事で涙やけに対する変化が大きく期待できます。
ドッグフードが原因による涙やけのトラブルは非常に多いです。また良質なドッグフードに切り替える事で改善される事も多いです。愛犬の涙やけに悩んでいるならモグワンのような人工添加物不使用、グレインフリー、良質な食材を使用したフードに切り替えてみましょう。
モグワンの実食レビュー
ハルオの愛犬には3ヶ月毎にフードローテションをしています。話題と人気のモグワンがどれ程なのか3ヶ月分を購入して与えてみました。小型犬なので1袋で1ヶ月分を賄う事が出来ました。
粒サイズは小粒で固め。カリカリと音を奏でながら食べてくれます。しっかりと咀嚼して食べるので歯の健康などにも良し!
ただ、小粒なので口の大きな大型犬などは丸呑みしてしまう可能性があります。個人的にモグワンは小型犬〜中型犬に適したドッグフードだと感じていますね。
食い付きに関しては以下を参照して下さい。匂いはフード特有の強い香りを放っています。食い付きを良くするために香料は含んでいないので食材本来の香りですね。
モグワンを食べたからと言って体臭、便の匂いがキツくなるといった事はありませんでした。
モグワンの食い付きについて
ハルオの愛犬の場合、与えるフードは香料や着色料、不安要素のある酸化防止剤や保存料を使っているドッグフードは最初から与えないようにしています。その為、濃い味を知らないのでモグワンへの食いつきは非常に良好でした。
もしモグワンに切り替える前に香料や食いつきを良くする為に動物性油脂などを使用しているドッグフードだと最初の内はモグワンへの食いつきは悪くなるかもしれません。
切り替えたフードへの食いつきが悪いと心配になりますが、人工的に食いつきを良くしているフードから無添加フードに変えると、どうしても食いつきは悪くなるケースがあります。
だからといって香料や人工添加物モリモリのフードに戻すのはよろしくありません。
一つの方法として食べるまで根気よく与える事が大切です。ワンちゃんもお腹が本当に減ってくれば以前より味が薄いと感じるドッグフードでもしっかりと食べるようになります。
モグワンは無添加ドッグフードですが、食い付きにも配慮と工夫があります。
モグワンの食い付きに対して心配だった飼い主さん。安心して下さい。食い付きはかなり良いドッグフードです。匂いもワンちゃんの好きな肉の香りが強いものとなっています。
3ヶ月分を購入したので食べなかったらどうしよう…なんて思いましたが、その悩みは与えた初日から吹き飛びました(笑)
モグワンを食べてからの変化は?
ハルオの愛犬は今までも無添加、ナチュラルフードと呼ばれるドッグフードを与えていたので大きな変化は見られませんでしたが、モグワンは低カロリーなドッグフード。従来のフードと比べて給餌量が若干増えました。
それもあってか、いつもは日に2回の便をするのですが、モグワンに切り替えてからは日に3回、便をする日もありました。
便の状態に変化はなく、固めでコロッとした健康的なウンチだったので食餌量が増えたものであると判断。体調や毛艶、体重の増減に関しても問題はまったくなく、美味しく食べてくれていましたね。
モグワンは従来のドッグフードと比べて給餌量が増える可能性があります。その訳もあって便の量が増える、回数が増える可能性はあります。
この点は与えてみてわかった部分ですね。
モグワンに関する疑問・悩みに答えてみる!
A、動物性タンパク質が50%以上、グレインフリー、不安要素のある人工添加物は不使用といったドッグフードは現在のプレミアムフードのトレンドです。同じプレミアムフードと比較すれば品質などに大きな差はありませんが、モグワンは食い付きへ定評がある事。またプレミアムフードの中では比較的、続けやすい価格である事が魅力です。
逆に知名度も高く、よく見かける一般的なフードとは大きく違いがあります。まず食材の品質がモグワンの方が圧倒的に高いです。市販されている有名ドッグフードの多くは穀類主体であったり、粗末な肉類を使用しており、人工添加物や香料や着色料なども使われています。それらと比べるならもグワンは大きく品質が高く、愛犬の健康を考えたベストバランス、食材を使用しています。
A、ワンちゃんのアレルゲンになる食材は数多くあります。ただモグワンはグレインフリー、不安要素の高い人工添加物を使用していないドッグフードになる為、添加物が原因のアレルギー、穀類が原因のアレルギーを持っているワンちゃんに対してはアレルギーリスクを抑える役目は担っています。
アレルギーは穀物や添加物だけではないことを覚えておきましょう。
肉でもワンちゃんにとってアレルゲンとなる食材はあります。鶏肉、豚肉、牛肉、ラム肉、魚肉など体内に入れる食材はどれもがアレルゲンとなる可能性はあります。モグワンは鶏肉とサーモンが主体のドッグフードです。もし鶏肉、サーモンにアレルギーを持っているならアレルギー対策には為りえません。
A、モグワンは全犬種、全ステージ対応のドライフードタイプの総合栄養食となります。どんな犬種にも与える事は可能ですが、内容量や価格、粒サイズを吟味すると個人的には小型犬〜中型犬に適したドッグフードであると判断しています。
理由は小粒である事。
内容量も1.8kgサイズの一種類しかありません。
小粒は基本的にお口の小さいワンちゃん向けです。大きなワンちゃんは口も大きく小粒では噛み応えがなく、丸呑みして喉につっかえる。咀嚼しないので歯の力が衰える事が懸念されます。
また体が大きくなれば食餌量も増えます。一種類のサイズしか取扱のないモグワンはたくさん食餌するワンちゃんにはコスパも悪くなり、買い足しする事が容易に想像できるのでお勧めできません。
A、ドッグフードによる体臭の影響はフードの香りよりもフードに使われている原材料が大きく関係してきます。まず消化の悪い食材と言うのは体に蓄積されて老廃物となります。アレルゲンの原因にもなったり、便が臭くなる原因にもなります。
消化の悪い食材や蓄積された老廃物は腸内環境を悪くしていきます。
人間でも同じですが腸内環境が乱れると体臭、口臭がキツくなっていきます。この事を前提にすれば消化に悪い食材を使用していないモグワンは体臭を悪化させる事はなく、逆に体臭を良くするドッグフードであると言えます。
ハルオ自身も愛犬にモグワンを3ヶ月与えましたが体臭がキツくなったと感じた事は一度もありません。逆に穀類主体、添加物盛り盛りのドッグフードを食べているワンちゃんはかなり、口臭や体臭がキツくなります。友人の犬で実体験済み。
ですからモグワンドッグフードの香りが強いからといって愛犬の体臭がキツくなるといった心配は神経質になる必要はないと思って大丈夫です。
ドッグヘルスアドバイザーが分析!モグワンドッグフードはおすすめ?
はい。お勧めする事ができます!理由は以下の通り。
モグワンにまつわる悪評と言うのは根も葉もない誤情報が多いです。特に多い軟便や下痢への悪評は原因の説明がつきます。こちらで説明しています。
- 動物性タンパク質主体で明確な肉材料
- 穀物の含む栄養を野菜やフルーツで補っている
- 不安要素のある人工添加物を不使用
- 穀類、添加物によるアレルギーリスクを抑えられる
- プレミアムフードの中では比較的続けやすい価格
- 栄養値も室内飼いの多い日本向け
また分析や実際に与えてみた結果、以下の項目に当てはる飼い主さん、ワンちゃんに特に推奨できます。
- 愛犬に十分な栄養と安心できるフードを与えたい
- 続けやすい価格帯で良質なドッグフードを与えたい
- 穀類や添加物によるアレルギーリスクを抑えたい
- 子犬期から良質なタンパク質を与えたい
- 十分な栄養を与えつつ体重管理をしたい
- 小型犬に食い付きが良くて安心・安全なフードを与えたい
- フードによる涙やけに悩むワンちゃん
- 肥満気味のワンちゃん
- 関節に不安のあるワンちゃん
上記に当てはまる想いを持っている飼い主さん、または状況のワンちゃんにモグワンドッグフードは推奨する事ができます。
モグワンは高タンパクでありながら、低カロリーなので体重管理も行いやすく、肥満気味のワンちゃんにも十分な栄養を与えながらダイエットにも適しています。
ただ、品質は良くてもドッグフードとワンちゃんの相性があるのも確かです。初めて無添加、ナチュラルフードと呼ばれるドッグフードを与える場合は相性チェックの兼ね合いも見て、1袋注文して様子を見てみるのが良いです。ちなみにモグワンはお試しサイズがないのが残念。